今週はすっかり春の陽気に恵まれた1週間となりました。
先日(3月12日)修了式を行い、令和4年度の各務原ラグビースクールの活動を終了いたしました。
本年度は、依然と比べコロナによる影響を受けることも少なく、年間を通してスクール活動を行うことができました。
特に交流会や合宿など、仲間とのよい思い出になったことと思います。
簡単ですが、小学校、中学校のステージを終える子供たちにエールを贈りたいと思います。
(小学6年生)
小学ご卒業、小学生のスクールご卒業おめでとうございます。
このチームは、4~5年生という基礎力を高め、戦術を学び取り入れていく大事な時期をコロナ禍に奪われ、6年生になってもなかなか全員が集まって練習することができず、コーチ陣を含め皆が苦悩したチームでした。その中にあって、対外試合で初勝利を挙げた夏合宿明けからは積極的に練習に取り組み、ヒーローズカップや県大会ではチーム一丸となって戦うことができました。また、練習中にコーチからアドバイスを受けるだけでなく、自分たちで話し合う時間を多めに設けたため、試合中のみならず、自ら問題点を見つけ、話し合いながら解決していく力を養えた素晴らしいチームでした。
【晨さん】スピードのあるフォワードで、敵陣中央辺りからでもボールを奪った時の突破力は魅力でした。
【優希さん】身体も大きく、コーチをも跳ね退ける突進力はチーム最大の武器でした。苦手なキャッチを克服すれば素晴らしいフォワードになると思います。
【翔生さん】トップスピードでボールを受けた時の突破力はチーム1番でした。コーチでも追いつくことができず、圧巻でした。
【光剛さん】スピードにのった突破力も魅力でしたが、大事な試合で何度も何度も素晴らしいタックルでチームを救ってくれました。
【奏太さん】不器用ながらもラグビー愛が強く、練習をコツコツ頑張り、力強いタックルもパスもかなり上達しました。県大会で学年最後のトライを奪うあたり、持ってる漢ですね。
【海琉さん】ボールを持った時の素早い抜け出しや、小柄ながらも突き刺さるようなタックルは見事でした。
【聡人さん】ヒーローズが近づくにつれ練習での目つきが変わり、終盤の上達スピードはチーム1番でした。
【蒼司さん】試合や練習でもチーム一番声を出し続け、ムードメーカーとして皆を鼓舞してくれました。
【飛和さん】抜群の運動神経から繰り出される、多彩なキックはチーム全体に安心と勇気をくれました。冷静さを身に着け、頭脳派プレーで見方を生かせば素晴らしいプレイヤーになります。
【朋希さん】独特の間合いでスルリと抜けていくステップは何度もチームに元気をくれまし
た。ただ、タックルは苦手なので克服しましょうね。
【颯斗さん】キャプテンとして個性的なメンバーをしっかりとまとめてくれました。試合でも、ここぞという所でトライやタックルを決め、チームの要として活躍してくれました。
(中学3年生)
中学ご卒業、スクールご卒業おめでとうございます。
皆さんはコロナによる規制の多い中、昨年までは遠征、試合も少なく満足の行く活動が出来ませんでした。今年度は春と秋の東海大会、夏の関西ジャンボリーに参加出来、思う存分ラグビーを楽しんだ1年だったと思います。
【光希さん】
色々なポジションを経験しました。センターになってからは体をいかした縦突破が素晴らしかったです。
【健太郎さん】
ウイングのような動きをするロックでしたね。アタック、ディフェンスとチームを引っ張ってくれました。
【大希さん】
低いタックルでチームのピンチを何度も救ってくれました。
【凌太朗さん】
相撲で培った足腰の強さをいかした縦突進が魅力的でした。
【友喜さん】
各務原スクールキャプテン、選抜チームではFWリーダーとして体を張ったタックルを何度も決めてくれました。
このような活動が行えたのも、他のスクールはじめ、ご家庭のご協力、ご支援によるものですので、この節目に、子供たちはラグビーに関わった方々へ、感謝の言葉を伝えてくださいね。
次のステージでは楕円球から離れる者もいると思いますが、ラグビーを通じて培った仲間を想う心、責任感、勇気などを生かし、一層飛躍することを祈念しています。
また、先日、スクールOBの「福島 脩登(ふくしま しゅうと)」くんがグランドに来てくれました。
各務原ラグビースクール → 天理高校 → 日本体育大学、そして、今春からトップイーストAリーグの「秋田ノーザンプレッツRFC」に所属するそうです。ご活躍を楽しみにしておりますし、シーズン・オフの時にグランドで、後輩たちにラグビーの楽しさを広めて欲しいと思います。
OB.OGの皆さん、仲間と汗を流した、思い出溢れるグランドに、遊びに来てください。
(小学生コメントは高橋コーチ、中学生コメントは長縄コーチよりいただきました)
各務原ラグビースクール 校長 齊野 幸治
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